ラッキーは忘れた頃にやってくる


4月最後の日記。気づけば3月は一回しか日記を書いておらず、このままだと4月も1回になりそうなので、日付が変わらないうちに書いておきます。


Tさんに別れを告げたのが3月初旬で。その後、このままじゃいけないと思い、お料理合コンに行き。お料理教室も楽しかったし、そのあとの2次会も楽しかったけれど、みんなとメルアド交換もしたけれど、その後もメールが続くかといえば、そうではなく…
期待していたほどの繋がりの良さがなく(過剰な期待とも言う)、婚活自体にちょっと疲れてしまったので、引っ越しを機に入っていたお見合いサイトは全部やめてしまいました。
今思えば、入り続けていても良かったのだろうけれど…
入会していれば、送られてくる色んな人のプロフィールを見て妄想したり、自分のプロフィールを誰か見てくれないか?と妄想したり、気を取られることが多くなりますよね。そういうことに「気をとられまい」と自分を禁じている自分にもなんだか疲れてしまい。


その後、寮に引っ越しました。さみしくてTさんにメールをしようかな、と思いながらも、mixiをやったり、greeで職場の人とコミュニケーションをとったりゲームにはまったり、新居に必要な物品を買いに行ったり、テレビを見たり、料理をするようになったり。自分の部屋に帰るのが楽しみで、一人も楽しいって少しずつ思うようになりました。今、一人暮らしは「とても楽」です。


4月に入って、7年くらい前に診療所で働いていた頃の友人Kちゃんに会いました。Kちゃんとは診療所のときのスタッフがどうしてるかとか、今の仕事とか、いろんな話をします。


「Yさんと今でもメールしてるんだけどね、かのちゃんと食事でも行きたい、メール教えてって言ってくるんだよー。銀座にいたころは結婚してたから誘えなかったんだって。気分転換に連れて行ってもらったら?」
Yさんというのは、診療所と同フロア内にあった他の会社に勤めていた男性で、顔を合わせれば挨拶くらいはする間柄で、私の記憶が確かなら年齢が2・3個上で、顔が少し濃い目で…というくらいの印象だった。食事くらいならいいかなー…くらいの気持ちで携帯を教えたら、すぐにメールがきました。


Yさんとはメールを何度かやりとりして、中旬に会い、夕飯をご一緒しました。
久しぶりに会っての第一印象は、「頭髪が…(汗)」でした。Yさん、薄くなりましたね、と思わず口に出してしまいました。「そうかな〜自分では分からないですよ」と、Yさん。
話し始めたら、当時よりも自然に話ができました。あの頃は人妻だったから、バリア張ってましたからね。かのさんに会うのは6年ぶりだけれど、まったく変わらないと言われました。
別に彼にはちゃんと挨拶して辞めたわけではないので、6年間少しでも私のことを気にかけてもらえていたのがうれしかったという気持ちがありました。食事をしながら話をしていて、とても会話を大事にする人で、落ち着いててのんびりした人だなと感じました。


二軒めはカラオケに行きました。
カラオケに行く途中、彼が手をつないできました。えー、なんですって、油断ならないわ、と思いつつ、どういうことなのと問いただすこともできず、私は彼から距離を置き、そのままカラオケに行きました。
そのあと彼は手を出してくることはなかったけれど、駅で別れるまで何か言いたそうに口元でぶつぶつ言っていて、「なんなの?このモジモジ君は?」という雰囲気でした。


そのときはモジモジくんでしたが…2回目に会った時…と言っても昨日なのですが。
一日じゅうドライブして。彼とお付き合いすることになりました。
ドライブ先で行った無人駅のホームのベンチで、「かわいくて頑張り屋の、かのさんのことが大好きなんだ」と言われ。すっかり、モジモジくんじゃなくなって、甘えん坊将軍なところを見せてきましたね。んで、キス魔ですね。あはっ。自分の中でのこだわりだった「ルールズ」も、すっかり息をひそめてしまいまして…………って、ダメじゃん、私。まあ、婚活はお休み中だから、いいか〜って。なにより背伸びしなくていいので、一緒にいてとても楽な感じなんです。今までのように不安やドキドキ、高揚感はあまりありませんが、幸せです。