一転、二転、三転四転五転……十点!!(仮装大賞風に)

Nさん宅を11時半頃出て、自宅に帰った。夫に離婚届を渡した。
離婚届を眺めながら「意見がコロコロかわるね」と言う夫に、涙が出た。
「だって、好きかどうかわからないってことは、好きじゃないってことでしょう。それなら、修復する目標とか、意味ないよ。私の意見が変わらないうちに離婚してよ」と口で言いながら、涙が止まらなかった。


「口で言ってることと泣いている行動が、全く逆だよ」と夫が言った。
どうしてこの人はこんな当たり前のことを見抜いていながら、私を悩ませるのだろう。


「『好きかどうかわからない』と言ったのは、元はと言えば、ちょっかいを出したほかの女と完全に切れていないがゆえのことで、そんな状態でお前に好きだと言うのは失礼だから」「子作りができないから、その面で婚姻関係が続けていけるか不安もあって。なので完全に一人になって自分が本当にお前とやりなおしたいのかみきわめたい」ということであった。


もうなんだかこの辺の記憶が正直あまりない。
とりあえず、泣くくらいであれば、今回離婚はナシということに。


私の中では仲直りムードだったので、「抱っこしてよ」と言って抱きついた。
恐る恐る、夫が背中に手を回す。
「もっと強く抱いて。」(@昼メロの常套句)
「やだよ、もうこれ以上。胸が痛むんだよ。」
「なんで」
「お前を傷つけてるかと思うと」


わたしが泣き止んだ頃、夫は物件探しのため、実家に帰ったのでありました。


もっと胸を痛めろ、ばーか、とは決して言わないけど。つーか、他の女と切れろ、早く。
言いくるめられた気もしないではない……OTL