盗んだバイクで走り出す

父と母が不仲で、実家に戻って来て初めて泣きたい気持ち。深夜に車で家出したい(かなりペーパードライバーなのに)。
母は心遣いが細やか。裏の裏まで気遣い深く(過保護)、そしてそんな自分を卑下しすぎの態度。あまりに気遣われるので申し訳なくて。心配するとひねくれてるし、全く子供じみている。
父は「ぼっちゃま」で自分のやりたいことしかしない。賢さとユーモアの趣味は尊敬するけど蘊蓄がうるさい。
最近母が反抗期で父に歯向かうようになった。でもその矛先を私に向けるのはやめてほしい。あまりに二人の会話が噛み合わないので仲裁に入ると余計話がこんがらがる。
この二人の性質を私が受け継いでいるのが痛いほどわかるから、口を出したくなるし、余計につらい。
今度そういう場面があったらその場を立ち去ろうと思う。
私は年をとったとき、配偶者の愚痴を子供に言うような人間にはなりたくない。うまくいかないことを人や環境のせいにして愚痴ばかり言う人間になりたくない。まさに私はそういう人間だから。