いいのか、俺?


ここに書こうかどうか、ためらわれたのですが、書きます。


土曜の夜、前彼と会った。


あんな別れ方をしたのに、不思議と会うことがイヤじゃなくて、楽しみに思っていた。
初めて会ったときのように、公園の中を歩いて。
夕暮れの公園は緑が鬱蒼としていて、初めて会ったころのようにドキドキとしていた。


そしてご飯を食べに行って。


そしてホテルに行った
そうならないためには早く帰ることもできたのですが。
そうなるのは自明。

彼は、ずっとこうしたかった、わたしの肌に触れているだけで落ち着くと。なんだかきれいになったと言った。面と向かってそういうことを言ってくれる人はいないので、素直にうれしいと思う反面、「それは性欲だけなんじゃない?」とひそかに思ったりしていた。


いえいえ、でも。
言葉だけを信じましょう。
彼から繋いでくれた手を信じましょう。
見えないものは信じない。


彼に求めすぎなければいいだけのことだと、この関係に溺れすぎなければいいだけのことなのかもしれないと、思ったりしている。