今日から2月。


 昼休みに先輩と話をしていて、身勝手な彼と別れたことを初めて話しました。大層驚いていた。でも、クリスマスや正月のことを話したらえらいこと怒ってました。「それは恋人としてではなく人としての礼儀がなっていない!」と言い放った。先輩に話すことで、自分の見る目のなさを思い知り、呆れました。
 そばにいてくれるのなら、気持ちがぴったりにならなくても、本当の私を見てくれなくても、「にせもの」でもいいと思っていた。でもそれは本当に好きになれる人ではなかった。


 この間買った本(幸せな離婚―自由に生きるって気持ちいい!)まだ途中なのですが、著者の勘違い転落っぷりに「ここで道を踏み外さなければ!!」…と読んでいて歯痒くなりました(「嫌われ松子〜」にも通ずるものがあります)。共感できる点は良くも悪くも、思い込んだら一直線なところ。客観的に見たら、ここでもう少しガマンしておけば、もしかしたら良くなったかも知れないのに。自ら破滅に足を踏みこんでしまう。自分に置き換えてみたら、あそこでもう少しガマンしておけば、離婚届を書かないでおけば、もしかしたら。ああでも。
 ……わたしの気持ちは元夫へと向かっているのだと悟りました。


 午後からまた雪が降ってきました。春はまだ来ません。


 暖かくなったら、また元夫に会いに行こうと思います。