幸せを育てる

 「契約結婚」最終回。
 今回のドラマにはあまりハマらなくて、全部追いかけて見ることも公式の掲示板を覗くこともまれ。けど最終回だけは気になっていて。
 今日見ていて、雛形あきこ高樹マリアの演技がわたしはイマイチ好きになれなかったのだと分かりました。2人ともイジワルそうなんですもん。まぁ恵子(高樹さん)は悪女役なので良いとして。雛形さんはどんなに良いセリフを言っても偽善ぽくウソっぽく、時々それがけなげな感じに見えるわけで…そんなキャラの万砂子ゆえ、悲劇にまきこまれるのかもしれませんね。
 最後まで荒唐無稽なストーリー展開(というより荒唐無稽なのは信太郎親子と恵子)ではあったけれど、最後はいちおうキレイにまとまって、信太郎もまともな男に成長して、ホッとしたラストでした。さんざん盛り上げられて最後無理矢理落とされるよりは良いかも。とりあげられているテーマは現実的だったし。
 最後の方の万砂子のセリフで、「幸せは永遠に続くものじゃなく、育てていくもの。わたしは信太郎と1年1年それを確認して、育てていく、契約結婚をしたいの」という感じのがありまして、身につまされる思いでした。