最後の診察?

ダンナが出張3日めで、見事に昼夜逆転生活に突入。
だいたい、眼がさえてくるのが夜10時頃、眠くなってくるのが朝5時頃で。
これは病気とか以前に、人としてどうかと思えてきた。
何をしているかというと、ほとんどネットで、夫婦問題についての掲示板を眺めているという。
夫婦問題をなんとかしたいと思う前に、生活習慣を改める努力をしていなかったと。
でもまあ、そんなことに強迫的になるのにも、もう疲れた。


今日は診察。


混み合ってたようで、疲れてしまった。
先生が疲れていたからか、私が待合の島耕作の5巻〜8巻を一気読みしてしまって楽しくなってた(謎)せいかどうか良くわからないのだけど、微妙に先生と噛み合わないまま診察時間を打ち切られた感あり。
私も、先生も、投げる言葉が微妙に変化球だから、腑に落ちない。
そこはもう「男」と「女」のストライクゾーンの違いの域なのかもしれない。
言ってることは一般的なことだし、あとになってみれば理解はできるんだけど。
先生にしてみたら、通院のまとめをしたかったのかもしれないなぁ。


また東京にきたとき、ゆっくり話しましょう、と先生が言った。
実家へはちょっとバイトしてまた東京に戻ってきたらいいじゃないという。
けれどわたしは実家で「ちょっとバイト」感覚で戻る気はない。
わたしの「ゼロからやりなおしたい」感覚も、先生には理解されない。
東京に戻ってくる自分も、今は想像できない。


でも先生のことは心のどこかで気にしつづけるんだろう…と思う。


往生際悪く、いつもは見向きもしない、診察室の大きなテディベアの頭をポンポンと撫でてきた。
最後なら抱きしめておくんだった、いや携帯写真くらいはしておくんだった…って、そんなことはどうでもよい。


腑に落ちないのは先生の「性格の不一致なのだから離婚もあり得る、結婚なんて契約関係」という言葉に「そんなふうに割り切れない」と言えなかった自分。



猫のレム睡眠を見てしまった。寝ているのに眼が開いてて、眼球が激しく動いていた。
コワイ。